ゲーム

ぼくはスプラトゥーン愛を証明しようと思う。

僕は「スプラトゥーン」を愛していた。
過去形なのは、今の自分の気持ちがよくわからなくなってしまったからだ。

スプラトゥーンとの出会い

WiiU専用ソフトとして突如彗星のように現れたのが2015年の5月。
「インクを塗りあう」というシンプルなルールと底の見えない奥深さ、そしてポップな世界観に魅了された。発売されてからというもの、寝る間も惜しんでプレイした。

プレイ時間に比例してゲームの腕前は上達していき、そしてそんな猛者たちが集う場所として「ガチマッチ」という、より高度な戦略と技術が要求されるルールが追加された。
とうぜん僕も意気込んで参加したのだが、「ガチ」の戦場は想像していた以上に過酷な場所だった。

勝ち進んでいくごとにC-~S+へとウデマエが上昇していくのだが、A+からS-へ行くことができない。なんど挑んでも返り討ちにあい、逆にランクを落としてしまう。
AとBを行ったりきたりする日々。負けた原因をチームメイトになすりつけ、心を落ち着けても虚しさだけが残った。

やがて僕はSランクを目指すことをやめた。

「頂点に登りつめることだけがこのゲームの楽しみではない」と目をそらしていたのだと思う。それでもゲームが楽しかったことは本当だし、変わらず好きだった。

2の発売と2度目の挫折

そして2017年7月、Nintendo Switchに待望の続編「スプラトゥーン2」が発売された。
すべてがパワーアップした今作に再び魅了され猿のように遊んだ。

しかし。

やはりガチマッチには勝てない。
というよりも、前作から負けぐせのようなものがついていて、勝ちにこだわることができなかった。

「他にも遊びたい作品があるから」と自分に対する言い訳を考え、ソフトを起動する機会はほとんどなくなってしまった。

Xを目指せ

スプラトゥーンから距離をおいていた生活を送っていても、いつも情報は目に飛び込んでくる。フェスの開催、新しいルールの追加、そして「ウデマエX」の登場である。


ウデマエX……
Sでさえ手の届かない高みであるのに、さらに上ができてしまうのか。
自分にはまったく縁のない話のようにも思えた。

しかし、心の中のもうひとりの自分はこう囁きかけてくるのだ。

「本当にこのままでいいのか?」
「このままスプラトゥーンから目を背け続けた人生で後悔しないか?」

そうだ。このままではこの大好きな作品を嫌いになってしまう。
夏に配信が予定されている追加コンテンツや、いつか出るであろう次回作に正面から向き合うことができなくなってしまう。

ぼくはスプラトゥーン愛を証明しようと思う。
ウデマエXを目指すことで。その過程で、自分の気持ちに決着をつけなくてはいけない。


今の戦績です。ここからスタート。

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