健康

死にたくなければ『医者が教える食事術 最強の教科書』を読んだほうがいい

こんにちは、スギタです。

健康と食事は切っても切れない密接な関係にありますが、みなさんは“健康的な食生活”を送られてますでしょうか。

僕はといえば、完全に終わってました。どれくらい終わってるかというと、

朝ごはんに『ペヤング ソースやきそば超大盛』を食べ、昼食にすき家で『キング牛丼』を平らげ、夕食はさすがにカロリーの摂りすぎを考慮して『抜き』……かと思いきや夜中にお腹が空きコンビニで買った『ポテトチップスとアイス』で腹を満たす、といった具合です。

こんな食事を繰り返しながら内心めちゃくちゃ危機感はありまして、頭の中では“グラップラー刃牙の1話に登場する奴ら”のセリフがずっとリフレインしていました。

(C)板垣恵介/秋田書店

まあこれは特にひどいにしても、忙しさを理由にレトルト食品や外食が中心だし野菜は意識的に避けてました。

この生活は「健康を捨てている」と言わざるをえませんが、じゃあボク以外の現代人は健康的な食生活を送っているのか。

この本ではめちゃくちゃに否定されています。


なにげなく本屋で手にとったところ、あまりにも今の自分にクリティカルヒットしたので買って熟読してしまいました。

僕が今まで信じてきた“正しい食事法”といった常識がひっくり返されたわけですが、おそらくこのブログを読んでいる方も同様だと思います。

それくらい、正しくない情報が世の中に浸透しているのです。

今回はこちらの本をご紹介します。

そもそも信用できる内容なの?

ネットやテレビでは毎日のように「⚫⚫が健康にいい!」「⚫⚫を食べると痩せる!」といった情報が発信されますが、信憑性に欠けるものも多いです。

実家に帰ると母親に「キュウリを丸々1本食べると痩せるんやて!」と無理やり口に押しこまれたりして、「親って情弱だな~」とポリポリ思ったりすることもしばしば。

副題にもあるように、著者は専門医として糖尿病患者を20万人以上も診てこられたそうです。

そして本の中で取り上げられる内容はすべてデータや論文といったエビデンスに基づいているので安心。

また、以下のようにも語られています。
※太字やマーカーは原文に従っています

医学は日々進歩しており、昨日まで「いい」と言われていたことが「悪い」に変わることはしょっちゅう起きます。そういう状況にあって最も知的な態度は、人体のメカニズムを前提にして「冷静に最新の正しい情報を得る」ということにつきるでしょう。少なくとも、俗説や非科学的健康法などに飛びつくことではありません。

私は、日々更新される世界の医学論文を原語で読むことを日課にしています。日本語に翻訳されるのを待ったりはしません。患者さんのために、最も新しく正確な医学知識を得ることは医者の責務だと考えるからです。(p74)

これを読む限り「この人の言うことは信用に値するぞ」と思うんですよね。でも著者が言うように、この本に書かれている内容も、もしかしたら医学の進歩により正しくないことに変わるかもしれません。そのときには全力で手のひらを返して訂正したいと思いますので、よろしくお願いします。

今までのダイエット法が完全に間違ってた

いきなり衝撃的だったのがこちら。

食べ放題のステーキランチと1枚のざるそば……医者から「やせなさい」と注意を受けている人は「腹いっぱい食べたいなぁ」と思いつつ、後者を選びます。しかし、それが間違いなのです。

ざるそば1枚で我慢しても体重は減りません。一方、ステーキランチを選択し、肉とサラダをお腹いっぱいになるまでおかわりした人は太りません。むしろ、やせていきます。

あなたを太らせる原因は唯一「糖質(≒炭水化物)」です。たっぷりの油で調理した肉や魚で太ることはないのに、ごはんを食べたら太るのです。(p76)

「炭水化物は太りやすい」じゃなくて「炭水化物以外では太らない」んだ!?

 

肥満気味の人に対して、いまでも行われているのが「カロリー制限」指導です。

しかし、これを守っていても空腹に苦しむだけで効果は期待できません。詳しくは第2章で述べますが、肥満は血糖値が上がることで起きるのであり、血糖値を上げる糖質を控えればやせていきます。これが、肥満の真実です。

「カロリー説」を訴える栄養士は、「消費カロリーより摂取カロリーを減らせばやせる」と言うのですが、体はそんなに単純なものではありません。(中略)つまり、ダイエットにカロリーを持ち出すのは非常にナンセンスなのです。(p77)

今までせっせとカロリーを記録していたのはなんだったの……

かなり、ダイエットに関する根本的な部分を揺さぶられた気持ちでした。カロリー全然関係なかったの……!?(もちろんカロリーを抑えることと炭水化物を控えることを並行していると痩せるのは間違いないけど)

これはすんなりと呑み込めない人も多いかもしれませんが、その結論を裏づけることが書いてあるので、ぜひ本書を読んでみてください。

食べちゃダメなやつ、以外に多かった

「太りやすい食品」だけではなく、「健康に悪い食品」も多く取り上げられています。

例えばハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉発がん性があることがWHO(世界保健機関)の発表で明らかになっているそうです。そういえばどっかでもそんな記事読んだなあ。ウインナーとか大好きなのに……。

他にもポテトチップスは悪魔の食べ物」「菓子パンは命を削る食べ物と書かれており、「そこまで言う!?」と笑っちゃいましたが、決して大げさな表現ではないこともきちんと説明されています。控えよう……。

食生活を改善したら、さっそく効果でた

反対に、「健康によい食品」「パフォーマンスを最大化する食事法」もたくさんのっているので一部をご紹介。

「体にいい」と推奨されたものが、「実は害があった」とあとからわかることがよくあります。マーガリンなど、とくに脂質においてたびたびそういうことが起きます。

その中で、オリーブオイルについては、ほぼ100%「いいもの」と考えていいでしょう。パンやパスタなどの糖質にオリーブオイルを加えることで、血糖値の上昇が抑えられることもわかっています。

そのままスプーンに1杯飲んでもいいですし、さまざまな料理の調味料としてオリーブオイルを積極的に使ってください。

ただ、その品質にはこだわる必要があります。エキストラバージンオリーブオイルのみをOKとしましょう。(p86)

さっそくスーパーで買って、色んなものにたらしてます

 

クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ……ナッツ類にはビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸など体にいい成分が詰まっています。糖尿病や心疾患をはじめ、さまざまな病気を予防し長生きできる食べものと言えます。(p87)

チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールの塊。非常に強い抗酸化作用を持っています。仕事中に口寂しいときなど、チョコレートを食べるといいでしょう。世界1位、2位の長寿の方は2人ともチョコレートを食べていました。

ただし、チョコレートなら何でもいいというわけにはいきません。昔から日本のお菓子売り場で売られていたチョコレートはカカオの割合が少なく、ほとんど糖質と脂質ですから肥満の元となります。(中略)

私が自分の患者さんにすすめているのは、カカオ含有量70%以上のもの。(p89)

これもすぐに買いました。引き出しに入れておけば仕事中のオヤツとしても最適で最高

「朝は王様のように、昼は貴族のように、夜は貧者のように食べなさい」という、西洋の言い伝えがあります。一日の活動を控えた朝食で多くの栄養をとり、あとは寝るだけの夕食は軽くすませるというのは非常に理にかなっています。(中略)

「糖質」に関してはこれを貫いてほしいところです。「夜は一切、糖質はとらない」くらいの気持ちでいてください。(p146)

「夜は炭水化物ぬき」を実践してるけど、ナッツを間食してると不思議とお腹が減らない!

めちゃくちゃ影響されやすいので、避けるべきと書かれたものをなるべく食べず、推奨されているものを推奨された食べ方で摂ったら4日で1.4kg痩せました。これからも続けていきたいです。

本書を読んで僕の食生活はカクダンによくなりましたが、かといって自分を縛りすぎるのもよくないと思っています。

今までのように毎日ラーメンを食べていたら高血圧や糖尿病で寿命が縮んでいたかもしれないけれど、かといって「今後一切ラーメンを食べない」なんて決めてしまったらストレスでもっと早死にするかもしれない

要は最適なバランスを見極めることが大切だと思うので、今の所は週に1日「好きなもの食べていいデー」を設けていて、この自分ルールは適宜修正していくつもりです。

みなさんも是非この機会に、自分の食事を見直していただければ幸いです(無理ない範囲で)。

最後に範馬勇次郎さんのありがたいお言葉でお別れです。

(C)板垣恵介/秋田書店

了解です。