【レビュー】『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』にはモノづくりの楽しさとワクワクが詰まってる

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こんにちは、スギタです。

先日『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』をクリアしたのですが、ゲームの楽しさがたくさん詰まった作品でした。

ストーリー全クリまで数十時間だったけど、最後までまったく飽きがこなかった!

完成度の高さは期待以上だったので、ぜひご紹介したいと思います。

プレイ中の特定の行動によってストーリーが先に進まなくなってしまうバグが見つかっていますが、アップデートで順次対策されているようです。くわしくはこちらを参照

モノづくり・街づくりがとにかく楽しい

大長編ドラえもんの“あのワクワク感”

本作では、「島々を発展させて救う」パート「からっぽ島を開拓する」パートに分かれていて、交互にストーリーが進んでいきます。

どちらも違った面白さがあるけど、からっぽ島パートのスケールがとにかく大きい。

最初に「殺風景だから川と森をつくろう」となるんだけど、このワクワク感って、映画ドラえもんの序盤で居住空間をつくりあげていく時のやつなんですよね。

ほら、耳をすませば武田鉄矢が歌う映画ドラえもんの主題歌が聞こえてきませんか?

……聞こえてきませんか。

今回はひとりじゃない!

前作では“ビルダー”とは特別な力をもった人物であり、主人公にしかモノをつくることはできませんでした。

しかしビルダーズ2では、次第に住民が主人公に触発され、協力してくれるようになります。

各パートの終盤ではこの人数で一気に建造してくれるようになり、自分が現場監督みたいな気分になります。

この共同作業も感動しちゃうポイントなんですよね。

また、(ドラゴンクエストⅡのラスボスとなぜか同じ名前の)シドーが仲間になり、常に一緒に行動してくれます。

彼とのバディ感が最高。ビルダーの才能はあるけど戦闘力はそこそこの主人公と、破壊が得意なシドー、2人がいいコンビなのです。

ビル×シド尊い……。

あと、素材集めしていると察して一緒に手伝ってくれるのが地味に嬉しい。

色んなところがパワーアップ

前作と比べて、操作がとにかく快適になりました。例えば…

  • 「ふくろ」のおかげで持ち歩けるアイテムの数が無制限に
  • ハンマーでモノを壊しやすくなり、素材集めが超ラクに
  • ブレス オブ ザ ワイルドな滑空ができ移動が楽しくなった
  • 武器が壊れなくなり、余分につくる必要がなくなった


「素材集めがラク」「移動が楽しい」というのはとても重要で、ここにストレスがあるとせっかくの“つくる面白さ”が損なわれちゃうんですよね。

いかにストレスフリーに遊べるか、という点にかなり力を注いだんじゃないかなと思います。

実は重厚なストーリー

前作の舞台はドラクエⅠの「アレフガルド」でした。

今作はⅡのその後の話ですが、倒されたはずのハーゴンの教団がなぜ台頭しているのか、破壊神と同じ名前をもつシドーの正体は、といった謎がいくつも存在します。

Ⅱをプレイしたことがなくても当然楽しめますが、ロンダルキアの険しい道のりに泣きそうになった勇者たちにぜひ体験してほしい、満足度の高いシナリオです。

結論:全員買って

製品情報

現場からは以上です。