こんにちは、スギタです。
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/イーブイ』が発売されましたが、初代(赤)から第7世代(ウルトラムーン)までもれなく遊んできた身としては、当然買ってしまいました。
届いた。 pic.twitter.com/qpyziMMlEx
— スギタ (@su9ita) 2018年11月16日
2つのバージョンのどちらを買うか毎回悩むのですが、今回は『Let’s Go! イーブイ』にしました(なぜならイーブイはめっちゃ可愛いので)。
ストーリークリア(殿堂入り)まで遊んだところ、とても満足度が高く、買ってよかったと思える作品でした。やっぱポケモン面白い。
『ピカブイ』で変わったことと、変わらないこと
今作は1998年に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースにしながら、「ポケモンGOのユーザーがつぎに遊ぶポケモンのゲームになってほしい」という思いからとにかく初心者にむけて優しいつくりになっています。
思いきった変更点
例えばやせいポケモンとの出会い方。
これまでは一貫してランダムエンカウントでしたが、今回はシンボルエンカウントに変わりました。
「やせいポケモンとのバトルなし!?」と最初は驚きましたが、プレイしてみるとこれめっちゃ楽。目当てのポケモンに出会うまでやみくもに戦闘をくりかえさなくていいし、移動もストレスフリーなんですよね。
捕まえ方も、体力を減らしたりまひさせることもないボールを投げるだけのポケモンGO方式で平和。時間かけすぎると逃げられるけど……。
「Joy-Con」や「モンスターボール Plus」でモンスターボールを投げる操作は直感的でわかりやすいです。(めちゃくちゃ外すので100個とかすぐ無くなる)
また、ポケモンボックスがいつでも呼び出せるのが画期的で、手持ちポケモンの入れ替えのためにわざわざポケモンセンターに寄らなくてもいいのもすごく便利。
こうした大胆なシステム変更により、僕のようにポケモンを20年以上プレイしてきたおじさんトレーナー(時の流れは残酷)も新鮮な気持ちでプレイできました。
さらに、もう片方の「Joy-Con」を振れば二人目のプレイヤーを操作でき、ポケモンバトルもポケモンゲットも二人でできるのがよく考えられてるな~と。
ジムリーダー戦だろうが四天王戦だろうが、2VS1という数の力でボコボコにできるのでRPGとしてはかなり反則的ですが、「家族で仲良くプレイできるように」といった任天堂の想いがこめられていると思います。(僕は一人で両手操作しましたが)
変わらない“冒険のワクワク感”
カントー地方のマップも大公開👊
マップ上にポケモンたちが描かれるのは、『ポケットモンスター』シリーズ初🌟❗
いたるところにポケモンが住んでいることが伝わってきて、ゲームの世界観にぐーんと引き込まれますね🙌https://t.co/JVZ2Iynhhi#ピカブイ pic.twitter.com/11y1XUxtzQ— 【公式】ポケモン情報局 (@poke_times) 2018年7月12日
カントー地方のマップ見るとワクワクするよね。……ワクワクしない??
やっぱりポケモンの魅力のひとつに“冒険感”があると思うんですよね。
ポケモンの生みの親、田尻智さんがMOTHERから影響を受けたと語られているように、『スタンド・バイ・ミー』的な要素はとても重要だと感じます。
過去作品でもう何度カントー地方をまわったかわかりませんし、なんならどう進めばいいかルートは全部覚えてます。
それでも据え置き機で描かれる景色が鮮やかで、道中とても楽しめました。
ポケモンGOとの連動
今作の特徴として大きいのが“ポケモンGOとの連動”です。
アプリ内で捕まえたポケモン(カントー地方限定)をピカブイに移動できるので、個体値の高かったハクリューとともに旅をして、カイリューまで育ててクリアしました。
クリア後も楽しめる
ポケモンリーグを制覇したあとも、色々と楽しめる要素が残されています。
151匹目のアイツを捕まえにいけるのはもちろん、1匹のポケモンに特化した「マスタートレーナー」が各地に出現し、それに応じたポケモンで挑むこともできます。
今回はオンライン対戦がかなりシンプルなつくりになっていて、その分ひとりでじっくりプレイする余地を大きくしているのかな~と思いました。
とにかくポケモンが可愛い
もはや何も言うことはありません。とにかく可愛い……。
2019年発売予定の新作に超期待
はじめての据え置き機でのポケモン新作でしたが、「次回作はどのハードで出るのかな」と思っていたら、インタビューですでに言及されていました。
Q.2019年後半に発売予定と発表された『ポケットモンスター』シリーズ完全新作ですが、もう少しだけ、どんなゲームになるのか教えてもらえないでしょうか。
石原 現時点で内容についてお話しできることはできません。ただ、『ポケモン Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』は、(ニンテンドースイッチの)据え置き機としての楽しみかたをメインに作り上げましたが、完全新作では携帯機としての性質をより強化できるようなアイデアを取り入れていこうと考えています。(強調引用者)
【Q&A】2019年後半発売予定の『ポケットモンスター』シリーズ完全新作のヒントも!? 新作発表会後に行われた質疑応答の中身が気になりすぎる
これはめちゃくちゃ楽しみ。
今まで(非公式で)“第○世代”と分けられてきた枠には収まらないほど独自の位置づけがされている今作ですが、次回作はどんなシステムが実装されるんでしょうね。
『ピカブイ』だけではもったいないシステムも多くあったので(特にシンボルエンカウントとポケモンボックスまわり)、今回のフィードバックをもとに、さらなるポケモンの進化を期待したいところです。
製品情報
タイトル | ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ |
ジャンル | RPG |
プラットフォーム | Nintendo Switch |
価格 | 各5,980円(税別) |
公式サイト | https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/ |
現場からは以上です。