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【感想レビュー】漫画版『ダンゲロス1969』1巻が発売されたけど、あいかわらず頭おかしい

原作:架神恭介×漫画:横田卓馬タッグによる新作コミカライズ『ダンゲロス1969』第1巻が発売されたのでさっそく読みましたが、期待以上の“面白さ”“頭のおかしさ”でした。

どうかしている面白さ


この作品には、超能力を持った「魔人」と呼ばれる人たちが登場しますが、最初に出てきたのがよりによって、強粘着性のアレをナニから射出できる山下一郎(仮)でした。1話目からどうかしてる……。これこそがこの作品の「お下劣さ」と「振り切った頭のおかしさ」を象徴している気がします。“二丁拳銃”にそんなルビをふるな。


彼がこの作品の主人公なのかと思いきや、2話からはユキミという青年を中心に物語が進んでいきます。(同じ作者の漫画『戦闘破壊学園ダンゲロス』にも“転校生”として同じ名前・容姿のキャラクターが存在しますが、作品同士は直接つながっているわけではなくパラレルワールドだそう)

他にもクセの強い人物が続々と出てくるので今後彼らがどう動いていくのかが楽しみ。特に1巻ラストの展開、次回へのひきがすごい。


ここまで下品でくだらなくて(褒めてます)で胸躍るバトルがかつであっただろうか。どこからつっこんでいいかわからないけれど、もはや振り落とされないように必死にしがみつくのみ。2巻の発売が待ち遠しいですね。

『戦闘破壊学園ダンゲロス』を読むとより楽しめる


作者インタビューの中で、本作と『戦闘破壊学園ダンゲロス』はあくまでパラレルワールドであると明言されてますが、それでも時代背景や登場人物に共通する点があるため、前日譚としても楽しめます。

そもそもダンゲロスシリーズとは、架神先生が作った“インターネット上で遊ぶテーブルトークRPG”で、それを元に執筆されたのが小説版『戦闘破壊学園ダンゲロス』、そしてそれを横田先生がコミカライズ……という流れがありました。(あってるよね?)

このシリーズでは他にも『飛行迷宮学園ダンゲロス』などが小説版・マンガ版で発売されています。こちらはまだ未読なので読まなければ。


横田卓馬先生の作品の幅よ

横田先生といえば、週刊少年ジャンプで連載されていた『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』や『シューダン!』が頭にうかぶ人も多いはず。

そんな爽やかな青春マンガを描いていた作者と同じとは思えないくらいギャップが激しい本作。“横田先生のぶっとんだ作品が読めるのはヤンマガサードだけ”なので、ぜひ読んでみてください。

現場からは以上です。